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【大阪開催】実証実験見学のご案内

水と大気中のCO2等から生成する人工石油(合成燃料)を生成する実証実験見学のご案内です。

当社は大阪府、大阪市、大阪商工会議所で構成する「実証事業推進チーム大阪」の支援をいただき、大阪市が実証フィールドとして提供する花博記念公園鶴見緑地において、水と大気中のCO2等から生成する人工石油(以下「合成燃料」という。)を用いたエネルギーシステムの構築に向けた実証実験を実施します。

特殊な光触媒を用いて純水からラジカル水(化学反応を起こしやすい活性化水)を作 り、ラジカル水に大気中のCO2と種油(軽油、重油、灯油など)を反応させることで、種油と同じ炭化水素の組成を持つ合成燃料を常温常圧の環境下で連続的に生成することができます。なお、種油は初回合成時のみ鋳型として使用するだけで、2回目の合成以降は、生成された合成燃料を鋳型として使用します。 合成燃料は大気中のCO2を炭素源に生成されること、また、軽油・重油・灯油の完全代替燃料として利用が可能なことから、既存のインフラ(ディーゼル内燃機関など)をそのまま維持しながら、「脱炭素(カーボンニュートラル)」と「燃料コストの大幅低減」を両立できることが期待されます。 実証実験では、生成した合成燃料により発電機を稼働させ、電気自動車へ充電します。また、発電時の硫黄酸化物等の大気汚染物質の排出状況等を確認するとともに、発電能力の安定性を検証することで、本年2月に完成予定の商用プロトタイプの開発につなげます。 つきましては、世界でも類をみない常温常圧での合成燃料生成の技術をより深く、より広くご理解いただく目的で、下記の要領で見学会を開催することとなりました。ぜひ、この機会にご来場いただき、本システムへのご理解を深めていただきたくお願い申し上げます。


実施期間

令和5年1月11日(水)〜令和5年1月17日(火)

※14日(土)および15日(日)も実施します。
※1/13(金)は非公開の実証、1/16(月)は報道機関向けの公開となります。この両日以外での見学のご検討をお願い申し上げます。

見学可能時間

12:30〜15:30

タイムスケジュール

13:00〜13:30 合成燃料生成のメカニズムの説明および質疑応答

13:30〜14:30 合成燃料の生成デモンストレーション

場所

花博記念公園鶴見緑地 中央広場
大阪市鶴見区緑地公園2-163


プレスリリース

大阪市プレスリリース
https://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/kankyo/0000588170.html

大阪商工会議所プレスリリース
https://www.osaka.cci.or.jp/Chousa_Kenkyuu_Iken/press/230110s_ene.pdf