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新年の御挨拶

皆さん、明けましておめでとうございます。

昨年は、脱炭素社会への移行が加速する一方で、地球温暖化による深刻化する異常気象やエネルギー価格の高騰が、私たちの生活や事業活動に大きな影響を及ぼした1年でした。
また、人手不足や物流の混乱といった課題が顕在化し、これまで以上に持続可能な社会の実現が求められる時代に突入しています。

当社においては、昨年、多くの取り組みを通じて新たな成果を得ることができました。
福島県南相馬市にISOPシステムのプロトタイプ機を設置しておりますが、多くの企業様が実際のシステムを見学するために訪れ、非常に前向きな反応をいただきました。

夏には仙台市の事業構想大学にて「エネルギーの未来」をテーマに登壇し、多くの学生に持続可能なエネルギーの可能性をお伝えする機会となりました。

秋には大阪府泉大津市で開催されたEXPOイベントに参加し、SUS-ENE合成燃料の実証施設を設置しました。行政や民間企業をはじめとする多くの方々に見学いただき、貴重なフィードバックをいただくことができました。

SUS-ENE合成燃料プロジェクトは、今年さらに確実な成果をお届けできる見通しです。研究開発の体制を強化することで、社員一同事業の信頼に繋げていきたいと考えております。

地域のエネルギー資源を最大限活用し、外部依存を減らすことで地域経済を支えつつ、環境負荷を低減する「地産地消エネルギー」の必要性が今後さらに高まっていくと思います。

当社の取り組みは、こうした社会のニーズに応え、持続可能な未来の実現に向けて引き続き努力してまいりたいと存じます。

 終わりに、改めて皆様のご健勝・ご多幸をお祈り申し上げると共に、一層のご理解とご支援を心からお願い申し上げて、新年のご挨拶とさせて頂きます。

サステイナブルエネルギー開発株式会社
代表取締役社長 光山 昌浩